読書録~看書便條~

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2022年1月の読書録

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2022年1月、今年は4日が仕事始めだったことと、1月がとにかく仕事で忙しかったこともあり、読書ペースはゆっくりだった。

あとは、年明けに読み始めた本が1冊あるものの、内容が結構重くて(それゆえに食事前後ではあまり読めない)、量もあるため、ここに掲載されていない読書に時間を割いていたともいえる。

 

1月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:1358
ナイス数:60

台湾の「いいもの」を持ち帰る (講談社の実用BOOK)台湾の「いいもの」を持ち帰る (講談社の実用BOOK)感想
お土産だけでなく、生活用品も含めて台湾懐かしい〜!と思える品のオンパレード。後火車站は一回しか行ったことがないのだけど、たしかに掘り出し物市場って感じだったので、また行ってみたい。花布ティーパックはパッケージ可愛いと思ってお土産によく買ってたけど、中身もいいものだったんだなと今更知った。学生時代は生活必需品と食べ物しか買わなかったので、紹介された鞄とかシャンプーとか雑貨とかは使ったことないものばかりだったなあ〜、早く渡航して使ってみたいもんです。読了日:01月01日 著者:青木 由香


ヘタリア Axis Powers 原作ガイドブック ヘタリア的WW1ヘタリア Axis Powers 原作ガイドブック ヘタリア的WW1感想
原作とは異なり史実に基づいてWW1を解説している本(漫画ではない)。大きな流れとこぼれ話の両方が説明されていて、国と国との関係性が分かりにくいWW1の背景がすっきり頭に入る。ヴェルサイユ宮殿ドイツ帝国戴冠式をやられ、ドイツが攻め始めるとまずボコられるフランス、戦争後に当時のドイツ20年分の賠償金を貸したり、非武装化したドイツの工業地帯占領したり…やることはお互いえげつない。学生時代は普墺戦争普仏戦争ドイツ統一の文脈で勉強したけど、イタリア統一の契機になったよう(未回収のイタリアは次巻で回収🍅)。読了日:01月02日 著者:日丸屋 秀和(監修)


ヘタリア Axis Powers 原作ガイドブック ヘタリア的WW2ヘタリア Axis Powers 原作ガイドブック ヘタリア的WW2感想
こぼれ話を含みつつヴェルサイユ体制からWW2までを解説。WW1はほぼアメリカの一人勝ち?戦勝国も借金でボロボロ、国民は貧しくて怒り心頭、ドイツもロシアも気づいたら国のお偉いさんが変わってた(ポーランドも復活してた)。各国の国内事情とか、当初優勢と思われたドイツがどうやって動き始めたのか、さらにその裏で動けなくなる北欧やバルト三国の動向もわかって面白い。こぼれ話で言えば、珍兵器やミリメシマジノ線、苦労人スイスのお話も。WW2の後、結局誰が得をしたのかと話す場面で、戦争はよろしくないなと改めて実感。
読了日:01月02日 著者:日丸屋 秀和


台湾オニギリ台湾オニギリ感想
実は台湾で初めてオニギリ(飯團)食べた時、苦手な肉鬆が入っていたので、それ以降あえて食べないようにしていた。でも、この本にあるような肉鬆とか花生粉なしのオニギリなら食べられそう。作ってみるか…?
読了日:01月03日 著者:山脇 りこ


改革する思考改革する思考感想
まさに、正月は惰性で箱根駅伝見ちゃう人。長距離走って個人プレーのようでチームプレーなんだなあと思った。内容は、いい意味で予想通りで、学生第一だなあと感じた。部活に限らないけど、学生(や若手)のことを大切に考えてくれるボスに出会えるかどうかは大きいと思うので、こういう監督の下でトレーニングできるってこと自体いい人生経験なんじゃないかなあと思う。
読了日:01月17日 著者:原 晋


星の王子さま (新潮文庫)星の王子さま (新潮文庫)感想
すっごく有名なのに今まで読んでこなかった。仕事してると数字ばっかり追ってしまうけど、数字が全てな大人にはなりたくないなって改めて思った。大切なものは、目に見えないとしても、それを思い出したときに、世界を違ったものに見せてくれる。星に限らず、自分の身近にもいっぱいありそう。
読了日:01月19日 著者:サン=テグジュペリ


AI分析でわかった トップ5%社員の習慣AI分析でわかった トップ5%社員の習慣感想
ななめよみ。私は金曜日の夜に味わうものは達成感<開放感だし、なんなら土日も仕事のこと考えてたりするので95%のほうにいるんだろうな笑 やってることもあったし、やってないこともあるけど、全部やるのはむずそうなのでそれこそ8割くらい目指して(5%を目指すためではなく、仕事を効率的にやるために)できることからやろうかな。 蛇足だけど、過去一仕事ができるボスの部署に移動したのだが、ボスはこの本に書かれてること結構やってたな〜。ますます尊敬した。
読了日:01月21日 著者:越川 慎司


女の子はどう生きるか: 教えて,上野先生!女の子はどう生きるか: 教えて,上野先生!感想
学者さんだけど、それを感じさせない、いい意味で感情に任せた感じの本だった。端々に日本と海外の制度の紹介もあって、個人的にはそのパートが面白かった(議員候補者の性別クォーター制など)。読んでみると、自分は感じてこなかった不自由さも書いてあって、多分学生時代の環境が恵まれていたんだなあと感謝した。といいつつ経験のある痴漢は、油断していようがしていまいが起こることなので、女性専用車反対っていう人は目見開いて該当箇所読んだ方がいいと思う(し、その不満を女性にぶつけるのはとんだ勘違いだと言うことに気づいてほしい)笑
読了日:01月22日 著者:上野 千鶴子


オードリー・タンの思考 IQよりも大切なことオードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと感想
唐鳳さんの本は結構読んだので「この下り前も読んだことあるな」というのが多く、満腹感で読むのに時間がかかった。この本のオリジナリティは、彼女だけではなくて、彼女を政界に引き入れたひとや、シビックハッカー個人にもインタビューがなされていたこと(さすが近藤さん…)。彼女が他の台湾人から見てどう思われているのか、政治の世界で議論をする際の壁は何で(これは日本も同じなので考えるまでもない)、それをどう乗り越えたのかなどがわかった。仕事柄、行政やステークホルダーとの関わりのところは面白かったな〜。
読了日:01月27日 著者:近藤 弥生子

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