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2021年12月の読書録

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あっという間に2021年が終わりました。読書記録用に、友人に勧められたアプリを使用し始めてから1年強、このブログを始めてから10カ月ほどになります。

さて、今月は12月中旬まで以下の試験のため、読書ペースが著しく低下した一方、試験終了~クリスマス~年末は読書以外することがなかったので、どっぷり本を読みました。

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12月前半にいかに読書できていなかったかがわかる。

今月読んだ中で一番印象的だったのは、ヴィクトル・ユゴーの『レ・ミゼラブルでしょうか。タイトルは聞いたことあるものの、ストーリーは全く知らない作品でした。ただ、ユゴーの作品は以前『死刑囚最後の日』を読んで衝撃を受けたことがあったので、同じ作者の作品であればぜひと、合計800ページ越えの上下巻にビビりつつ、年末に読み始めました。

結果的には、話も面白かったし、実は12/31にみたミュージカルとも時代が一致していたこともあり、読んだタイミングもベストでした。この時代のフランス文学作品、明るくハッピーなストーリーは少ないですが、読みながらいろいろなことを考えさせられるので、すごく好きです。

mang2guo3.hatenablog.com

 

12月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:3342
ナイス数:58

水素分子はかなりすごい 生命科学と医療効果の最前線 (光文社新書)水素分子はかなりすごい 生命科学と医療効果の最前線 (光文社新書)感想
一時期ブームになった水素水、お金出してまで飲まなくていいかなと思っていたが、「水素分子が細胞に変化をもたらす」という点は事実のよう。ブームのおかげで科学が歪められたり偏見を持たれたりという、ちょっと気の毒な状況なんだなと思った。後半部分で、水素を命綱にする生物がいたという話を聞くと、それなら地球以外に、酸素以外の元素をエネルギーにする生物がいたっておかしくないよなあとも思えた。最後の最後、(IPCCのレポート読んだ身としては)温暖化のくだりはいらなかったかなあとちょっと思ってしまったかな笑。
読了日:12月05日 著者:深井 有


(全文PDF・単語帳アプリ付)徹底攻略 情報セキュリティマネジメント教科書 令和3年度(全文PDF・単語帳アプリ付)徹底攻略 情報セキュリティマネジメント教科書 令和3年度感想
読書と言っていいか微妙だけど、試験関係なく仕事に役立ちそうな内容もあった。試験は終わったけど今後も辞書的に使うと思う。あえて対策的な観点でメモをすると、午後試験の対策もできるのでおすすめ。
読了日:12月22日 著者:株式会社わくわくスタディワールド 瀬戸美月,株式会社わくわくスタディワールド 齋藤健一


私の身体は頭がいい (文春文庫)私の身体は頭がいい (文春文庫)感想
そういう考え方もあるんだ〜という、傍観者的な姿勢で読んだ。振り返ると、相対時する相手を想定したスポーツまたは武道って人生で一度もやったことがない(むしろ、みんなと息合わせる系の運動歴が長い)。だからか分からないが、著者の言う「非中枢的身体論」は言語的にわかるが理解ができなかった…。他方、「太刀について」は共感できて、旗を使った踊りを思い出した。練習開始直後は「お前が旗を振る時、お前もまた旗に振られているのだ」状態だけど、旗持ちの制約を感じさせない動きができると美しく見える…という点が似ているかも。
読了日:12月27日 著者:内田 樹


株式市場の本当の話 (日経プレミアシリーズ)株式市場の本当の話 (日経プレミアシリーズ)感想
上司からの横流し本。ESG投資の存在は否定しないけど、評価ができたり、関連するような情報を公開できるのってまだまだ大企業ばっかりなので、ESG銘柄を基準に排他的な投資の仕方はしなくてもいい(いまは)かなって思った。そもそも指標自体が発展途上なので、未評価のところにもきらりと光るものはあるかも。
読了日:12月28日 著者:前田 昌孝


美貌のひと 2 時空を超えて輝く (PHP新書)美貌のひと 2 時空を超えて輝く (PHP新書)感想
冒頭のGODIVAのエピソード、心優しい美女がやったことなのかと思うが、実際はこの伝承自体が虚構で、芸術家の創作意欲を掻き立てるように尾鰭がついていき、脇役まで登場したと…。芸術の力というかクラスターすごいなと思った。白雪姫は、童話で読むと素敵な話って思うけど、こう解説されると姫といい王子といい、どちらもややぶっ飛んでた人なんかもなとイメージが覆った。ベアトリーチェのお話は悲劇だけど、こういう解説読まねばそうとは思わなんだ(明るい絵ではないってことしか気づけない)。知識と共に見ると絵画って面白い…。
読了日:12月28日 著者:中野 京子


僕の人生には事件が起きない僕の人生には事件が起きない感想
文章書いたことないってセルフハンデをつけていたものの、芸人さんだからか、読ませる文章という感じで一気に読んでしまった。怪談の話と、無音魚雷の話が面白く、同窓会の話は共感の嵐だった。 芸人さんて仕事中「面白くある」ことを求められてて大変だろうな〜と思ってたけど、そうされたときに、いい意味で忖度をしないのが意外で驚いたし、バッサリ言い切るってぶっちゃけられるのがこういうエッセイの良さなんかもなとも思った。
読了日:12月29日 著者:岩井 勇気


伊豆の踊子伊豆の踊子感想
「驢馬に乗る妻」と「むすめごころ」が切ないけどいいなあと思った作品。現実でそういうことが起こるのは嫌だけど、だからこそこういう状況を小説で読んで、自分だったらどうするよ…うわあああみたいなしんどい気分に浸るのが好きなのかもしれない。あと、経験してないのに上述のような感情になれるくらい描写や表現が素敵なところも好き。ちなみに、タイトルにもなっているかの有名な「「伊豆の踊子」は私にとっては捉えにくかった…解説読んでもちょっとよく分からん…ググってから再読かな…。
読了日:12月29日 著者:川端康成


グローバルリスクと世界経済: 政策不確実性による危機とリスク管理グローバルリスクと世界経済: 政策不確実性による危機とリスク管理感想
不確実性を定量的に示すデータとしてどんなものがあるか知ることができた。チャイナリスクって、サプライチェーンとか、政治リスクとか色々あるけど、究極のリスクは「中国市場を丸ごと失うこと」っていうのはごもっともだけど抜けてた視点だった。目的を持って読んだ方が良い本なので、次は必要になった時に読もうかな…(難しかった)。
読了日:12月30日 


レ・ミゼラブル (上) (角川文庫)レ・ミゼラブル (上) (角川文庫)感想
しんどい内容だけど、面白くて一気読みした。誰も悪くないというか、誰か1人に原因があるわけではなくて、社会の歪みがあるがゆえに、それに囚われた人々は一度道を踏み外したら、何倍苦しい思いをしても償い切ることができない…という救われない社会ってしんどいなと思った。しかも、社会の歪みで最低限の生活が送れていないのに、社会の裁きを受けるというやるせなさ。いざ、下巻へ。
読了日:12月30日 著者:ヴィクトル・ユゴー


レ・ミゼラブル (下) (角川文庫)レ・ミゼラブル (下) (角川文庫)感想
作者が20世紀にはもうないだろうと綴った旧体制は21世紀になっても存在している、と思いながら読んだ。当時のフランスの社会の歪みを描いているんだけど、現代にも通じることは大いにある。コゼットの葛藤はほぼ触れられていないんだけど、ジャン・ヴァルジャン視点とマリウス視点でみると彼女はどうにもお気楽で、それゆえにジャン・ヴァルジャンに希望も絶望も与えている存在になっている感じがした。10年も大切に育てたのに、結婚したら浮かれて「お父様」が来なかったことも気に留めなくなる、タイトル通り「ああ、無常」。
読了日:12月31日 著者:ヴィクトル・ユゴー


なつかしい日本をさがし台湾なつかしい日本をさがし台湾感想
烏山頭や屏東まで紹介しているのはレア。博物館はよく行くんだけど、銀行はあんまり行ったことがないんだよなあ…つぎ渡航できたら行ってみたい〜!あと、北投の温泉も(実は行ったことがない)!
読了日:12月31日 著者:おがた ちえ

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