読書録~看書便條~

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【つぶやき】最近あったちょっといいこと

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今週のはてなブログのお題は、「最近あったちょっといいこと」らしい。
ここ1週間で嬉しかったこと、大笑いしたこと、楽しいと感じたことはそこそこあるのだが、「ちょっといいこと」と言われると、意外と思い浮かばない。

「ちょっといいこと」は、めちゃめちゃ嬉しかったことや、日記にそれをその日のハイライトとして書くほどではないけど、記憶には残っている「いいこと」だと個人的に思っている。だから、例えばスケジュール帳を見たり、卓上カレンダーを見ても思い出せるとは限らない。だいたい、スケジュール帳に書いてある予定というのは、その日のハイライトになるような予定がほとんどで、ささやかないいことというのは実はメインイベントと関係なく発生していたりする。

ということで、まずは直近1週間で自分が何をしたかをジャーナリングアプリを見て思い出すことにした(ジャーナリングアプリは、出来事+気分が記憶できるので便利)。
すると、ひとつ、おもしろい投稿が見つかった。

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n年の時を経てハッチポッチステーションのすごさを思い知ったとのこと。

ヨガの件は、個人的には「ちょっといいこと」どころではなく「とても嬉しかったこと」なのでここではスルー。注目すべきはハッチポッチステーションの方。

先日「おげんさんといっしょ」でハッチポッチステーションが放送されたということをTwitterで知り、n年ぶりに動画を見たくなってYoutube検索をかけた。幼少期に(あまり理解せず)見ていたハッチポッチステーションだったが、n年の時を経て、その面白ポイントを再発見し、爆笑したのだった。

www6.nhk.or.jp

明確に記憶に残っているのは、犬のおまわりさん、KISSA、やぎさんゆうびん。有名な洋楽を原曲より先にパロディを通じて知ってしまったため、割と最近まで原曲の正しい歌詞を知らなかった...というくらい強烈に印象に残っている。

www.youtube.com

さて、本題の「ちょっといいこと」であるが、この動画を見て笑ったことが「ちょっといいこと」だった…わけではない。

リアルタイムでハッチポッチステーションを視聴していたあの時代からn年たち、このパロディの動画もすでに知るようになった私は、久しぶりに検索したこの動画を見てやっと、なぜ幼少期に両親がこの番組を見て笑っていたのかを理解できた(パロディと歌のクオリティが高い)。

結論から言えば、Youtubeのコメントにもあるが、私はおそらくパロディを見て面白がっていたのではなく、両親が一緒にテレビを見てくれて、しかも笑ってくれていることに嬉しさを感じていたのだと思う。

当時、私はこのパロディ(当時はパロディということに気付いてすらいなかった)の面白さは全く分からず、普段聞く童謡が、聞きなれない音楽に合わせて演奏されているのが不思議だなと思っていた。でも、ハッチポッチステーションは私にとっては見ていると楽しい気分になる番組だった。それは、両親と一緒に楽しんでテレビを見る(=楽しい)時間を過ごせていたからだと思う。特に、父親がはまっていた。

▼記憶の限りでは、父が最も爆笑していたDancing Queen(単身赴任)

www.youtube.com

既に父は他界してしまっているため、いま改めてこの動画を見せることはできないし、このパロディのすごさを親子で共有することもできない。ただ、この動画を見て、両親と一緒に楽しんでハッチポッチステーションを見ていた記憶を思い出し、爆笑しつつもハッピーな気持ちになったのは、私にとって「ちょっといいこと」だと思う。

ハッチポッチステーションはすでに放送終了しているが、もし家族ができたときに、こんな風に親子で楽しめる教育番組があったら、とっても嬉しいし、この類の「ちょっといいこと」が数十年のサイクルで続いていくのでは...と妄想してしまった。