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好きな本10選

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はてなブログ10周年特別にのっかった記事、第2弾。

今回のお題は好きな◯◯10選ということで、そもそも○○に何を入れようかという話になる。このブログではもっぱら読書録を書いているので、その流れで好きな本10選を書こうと思う。

今回は10選であって、ランク付けではないので、3つのジャンルに分けて好きな本を合計10冊紹介したい(なお、お仕事の本は好きかどうかよりも役立ち度で評価してしまうので、今回は除外)。

ちょっと違う世界を覗こう…編

1. ホルモー六景

いきなり列挙したんがスピオフ作品。『鴨川ホルモー』のスピンオフで、本編や映画ではちょろっとしか触れられなかったエピソードや人物、さらには映画には盛り込まれなかったチームや試合まで登場。とかく、おもしろい。

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2. とっぴんぱらりの風太郎

ニート忍者の風太郎が主人公。伊賀で忍びとして生きるよう育てられた忍者達が、それぞれに信念を持って最期まで生き抜くストーリー。時間は全く異なるが、時代の流れとともに自分たち自身が淘汰される…という点は現代にも通じるのでは。好みはあると思うが、下巻のこの終わり方、悲しいけれども嫌いではない。

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3. サピエンス日本上陸 3万年前の大航海

我々の祖先であるホモ・サピエンスがどのように海を渡ったのか、台湾→与那国島を実際に船で渡って検証する(しかも限りなく旧石器時代に近い材質で)。その過程と結果も面白いのだが、特に興味深いのは「なぜホモ・サピエンスは航海をしたのか」という考察の中で、著者がホモ・サピエンスはやらなくてもいいことに情熱を注ぐ、不思議な存在」だからと述べたこと。事実、芸術や旅など、現代人も例に漏れない。好奇心こそ、実はホモ・サピエンスたる要素なのか。

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思考回路を殴られたような衝撃…編

自分にとってのコペルニクス的転回であり、衝撃的な内容であった本が該当。読書や死刑制度、堕落への見方が180度かわってしまった。

4. 読書について

読書は良いものと思われがちだが、実は他人の考えが頭を駆け巡っている状態であって、自分の頭で思索している状態ではない、との鋭いご指摘。ただ文章を読んでわかったつもりになるのでは無意味であり、思索をともなって初めて意義のある読書になるという。耳が痛いが、一周回ってむしろ痛快。

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5. 死刑執行人サンソン

死刑執行人視点でみるフランス革命と正義。最後にサンソンが、人は死刑執行人を蔑むのに、なぜ死刑を以って正義とするのか?と言っていたのが印象的。死を忌み、死刑執行人を差別するにもかかわらず、死刑をもって秩序を保つという矛盾。日本は数少ない死刑制度維持国だが、この矛盾を棚上げし、感情にまかせて議論が硬直しているように感じた。

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6. 死刑囚最後の日

死刑制度について、ひとつまえの『死刑執行人サンソン』とは少し違った観点から見つめている1冊。解説も含めて読むのがよい。復讐や罰はそもそも社会がなすべきものなのか、死刑によって罪人が物理的に死ぬことに加えて家族も社会的に死ぬことになるが、それは正義といえるのか等、考えさせられることが多い。

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7. 堕落論

欲するところを素直に欲し、嫌なものを嫌と素直に言う、というような赤裸々な心になれというのが筆者の「堕落しなければならぬ」の真意と理解。“武士道”のようなものを根拠に振りたくない首を縦に振るような生活は、本当にいいものかと問い直す機会になった本。

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さすが不朽の名作…編

主に有名な書籍や文学作品が該当。ハッとする考え方を授けてくれるだけでなく、執筆から長い時間を経ても価値がすりへるどころか、時代が変わっても通じる続ける考え方を示している。

8. 風姿花伝

能の理論書でありながら、現代の生活、仕事にも通じる内容ばかり。何かを極めたいのであれば、経験を重ねるだけでなく、怠けず奢らず励み続けることが重要であることや、年齢に応じてやるべきことを見極めることが大切と説く。

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9. 人間失格

読まなくてもタイトルだけ知っている人は多いのでは。タイトルにもなっている『人間失格』は、罪人ではなく、狂人、廃人として病院に送り込まれた=失格であり、個人的には予想外だった。

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10. 雁

はじまりもしなければ結ばれもしない切ない恋。岡田を目で追うお玉の感情が痛いほどわかる。気になる人のことを思い浮かべてつい着飾ってしまうもんなんだよね…。

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さて、つらつらと書いてきたが、人生経験つむにつれ好きな本は変わると思う。ときどき、自分のお気に入りの本や、その感想を見返してみるのもおもしろいかもしれない。

ひとまず、今回の本は、2021年時点の筆者の気に入りということで、残しておこうと思う。来年の今頃、この10選は変わっているのだろうか…笑

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