旅×夜の思い出
角田光代さんの『幾千の夜、昨日の月』を読んだ。
端的に言うと、旅×夜のエッセイ。旅といっても場所は様々なので、旅ごとに違った夜のことがつづられている。
夜と言っても、素敵なバーでご飯を食べたとか、夜景がきれいだったとか、そういうビジュアルが「映える」夜だけでなく、孤独感を感じたり、一緒に旅している人に何らかの感情を抱いた夜も含まれている。そのため、筆者と同じ場所に旅行していなくとも、共感できる経験がいくつかあった。
今回、この本を読んで、自分の旅×夜の思い出を振り返ってみたくなったので、何回かに分けて記事を書きたいと思う。
タイの寝台列車
人生初の寝台列車はタイだった。布団ごと旅をするような不思議な感覚だった。
台北の川沿い
台湾留学中のほろ苦い思い出。
眠れなかったジャワの夜
自然になれない田舎者が森の中で一晩過ごす話。
旅×夜がテーマのエッセイ。自分の思い出も振り返りたくなった。寝台列車と、旅先による到着する話はすごく共感できるなあ〜。
— oαk (@83greentea) 2021年10月6日
幾千の夜、昨日の月 (角川文庫) / 角田 光代 #読書メーター https://t.co/TArncLUlFw