ITパスポート受験記②(ゴール設定~勉強開始編)
ITパスポート受験記の第2弾。前回記事はこちら。
本記事は、試験日(=ゴール)設定から、教材購入、勉強開始までの流れをまとめている。
受験日決定(ゴール設定)
受験を決意した段階では、受験日を決めていなかったので、まずは試験の日程を選ぶことにした。パスポートは試験日程を自分で選ぶことができる(一定期間内であれば変更も可)ため、スケジュールが見えた時点で受験日を決定した。
当初は3週間ほどかけて勉強しようと思っていたが、様々な事情が重なり、試験勉強を開始して(前回記事の実力把握)から11日後に試験を受けることに決めた。ITパスポートを知るきっかけとなったYouTube企画に近いスケジュール感になってしまったことに、自分でも苦笑した。
教材購入
調べたところによると、以下のサイトだけで合格する人もいらっしゃるようだが、自分は1冊やりこむテキストがほしい質なので、教材を購入することにした。
先のYoutubeで、ITパスポートはシラバスのバージョンが重要であることが大切と知ったので、『徹底攻略ITパスポート教科書+模擬問題 令和3年度』をKindleで購入した。
この教材を選んだ理由は以下のとおり。
- Kindleで読める(重い本は持ち歩きにくく、隙間時間での勉強がしにくいため)
- モノクロでも要点がわかる(Kindleで読んでも要点がわかる)
- 細かい点までカバーされている(覚えられるかはさておき、細かいところまでカバーされているテキストが好きだから)
- フォント、レイアウトが見やすい(読みにくい本は開きたくなくなるから)
勉強開始(とりあえず感触を伺う)
さっそくテキストを開いて、勉強開始。初回の実力把握で、出題形式や英単語3文字(用語の頭文字をとったもの)が多く出るということは知っていたので、その点をふまえつつ勉強を進めた。
大まかな勉強計画は以下のとおり。
- 試験3日前までにテキストを読み終える。
試験まで11日なので、3日で1分野ずつ(ストラテジ系→マネジメント系→テクノロジ系。合計9日間)終わらせる。 - 試験2日前~前日に本番形式の模試をやり、苦手分野を復習。
まずはストラテジ系からスタート。テキストは分野ごとに①解説、②演習の順で構成されているため、解説ページを読んで重要そうな部分をノートにまとめる→演習を行う、という方法で勉強した。後から振り返ると、テキストに演習が挿入されていて、適度にアウトプットのタイミングがあったのは良かったと思う(この記事は試験後に執筆)。インプットだけでは知識はすぐ忘れ去られてしまうこともあるが、問題文や選択肢を読むことで、用語の端的な説明を見る機会も増えるためだ。
たとえば、「ロングテール」については、サイトの用語集と過去問題ではそれぞれ以下のように記載されている。過去問の方が簡潔かつ、他の用語と比べてその用語に特徴的な点だけを説明しているので、違いを理解しやすい。
用語集
膨大な商品を低コストで扱うことできるインターネットを使った商品販売では、実店舗では陳列されないような販売機会の少ない商品であっても数多く取り揃えることで十分な売上を確保できるという経済理論。
過去問題
販売に必要なコストが少ないので,売上高の小さな商品を数多く取り扱うことによって利益を上げられること。
ストラテジ系については、大学時代に学んだ内容も多いため、新しい知識を入れるというよりも、かつて学んだことの復習というスタンス。そのため、勉強の進みは割と早かった(ノートまとめが少なくて済んだため)。他方、背景知識が相対的に少ないマネジメント系やテクノロジ系を同じ方法・スピード感で勉強するのはやや厳しいのではという懸念も抱いていた。
③につづく。